Roku's Blog

面白い論文です。

中国の伝統的な運動として知られる太極拳は、変形性膝関節症の治療に有効であることが示唆されました。
太極拳に取り組むグループと通常のストレッチを行うグループに分けて、効果を検討したところ、太極拳群で痛みや身体機能などに有意な効果を認めました。タフツ・メディカルセンター（米、ボストン）のChenchen Wang氏らが1米国リウマチ学会（ACR2008）で発表しました。

変形性膝関節症とは？

BEACHでもプログラム「BEACH TAI-CHI」を強化していきたいと思います。

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　Chenchen Wang氏らは、太極拳には筋肉の機能やバランス、柔軟性を強化するだけでなく、痛みやうつ状態、不安などを和らげる効果が期待できるとし、変形性膝関節症の治療に適しているとの仮説をたて、比較試験に取り組んだ。

　対象は、年齢＞55歳、BMI≦40kg/m2で、前月のほぼ毎日膝の痛みを認め、脛骨大腿骨変形性関節症でK/Lグレード≧2の条件に該当する40人。対象者は、太極拳（伝統的な様式から作成した10種類の変形型。治療用に改良）を実施する太極拳グループ、またはストレッチとウェルネス教育に取り組むグループに無作為に割り付けた。

　その上で、60分間の運動治療を週2回、12週間実施した。主要評価項目は、12週目でのWOMAC疼痛スコアの変化とした。副次的評価項目は、WOMAC機能、医師と患者による総合評価（VAS）、椅子起立時間、バランステスト、膝の固有受容感覚（バイオメトリクス・エレクトロゴニオメーター）、うつ（CES-D指数）、自己効力感、健康状態に関連した生活の質（SF-36）に設定した。

　これらの評価を24週目と48週目でも実施し、反応の永続性を調べた。太極拳グループと対照グループは、tテストを使って包括解析によって比較した。

　参加者は、平均年齢が65歳（SD：7.8）、平均罹病期間が10年（SD：7.6）、平均BMIが30.0kg/m2（SD：4.8）、平均K/Lグレードが4、75％が女性、70％が白人だった。両グループで、治療開始前の患者背景、X線スコア、結果測定値に有意な差はなかった。運動治療から得られる効果に対する参加者の治療開始前の期待についても、グループ間に差はなかった。運動スコアに対する成果の期待は、太極拳＝4.1（SD：0.6）、対照＝4.3（SD：0.4）だった。

　12週間の評価への出席率は、太極拳グループで85％、対照グループで89％だった。太極拳の参加者は、痛み、身体機能、うつ、自己効力感、健康状態に有意な改善を示した。たとえば、WOMAC疼痛スコア（VAS、0−500mm）の12週目での変化は、太極拳グループは−157.3（95％信頼区間：−198.5〜−116）だったのに対し、対照群では−38.5（同：−87.2〜10.3）と有意（p＝0.0004）に太極拳グループの方が減少していた。

　また、12週目以降も太極拳運動を続けた患者からは、WOMAC疼痛とWOMAC機能に永続的な効果が見られた。
WOMAC疼痛での両グループの差は、24週目で−150.2（SD：116.6、p=0.04）、48週目で−185.3（SD54.1、p=0.001）となり、WOMAC機能でのグループ間の差は、48週目で−572.7、SD：257.8、p=0.02）となった。

　これらの結果から演者らは、

「太極拳は重度の変形性膝関節症の患者の痛みと身体障害の治療に効果があることが示唆された」と結論付けた。
さらに「今後も研究を継続し、太極拳による治療法についての理解を深める必要がある」と締めくくった。

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BEACH TAI-CHI
〜朝の公園が教えてくれること〜

詳細はこちら。
http://www.beach-hayama.com/blog/kurono/beach_taichi/

ぜひご参加ください。

美しい写真です。

土曜日に行われた「SUNSET BEACH HULA」です。

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日本は、素晴らしい季節を迎えました。

室内プールやランニングマシンから抜け出してみて下さい。

葉山に来れなくても、

家の近くの裏山や、

公園や街路樹の下でも良いのです。

心も身体も「外」へ向けてみましょう。

大自然の中では、

小さな悩みなんて、すぐに忘れてしまいます。

心拍数で強度を管理すれば、体脂肪だって効率よく落ちます。

笑顔

達成感

すべて、
この3日間の写真。

月曜日の朝。

今朝は、
ある総合病院で打ち合わせ。

来週より、
その病院で「ノルディックウォーキング」を担当する事になりました。

（病院の前の遊歩道を歩いてみました）

リハビリテーションを終えて、まだまだ体力に自信がない方。
室内でしか運動をしたことがない方。

そんな皆様に、
アウトドアフィットネスの素晴らしさ、心地よさを伝える事ができれば・・・。

そう思っております。

めちゃくちゃパワーアップしてます。すごい数。
全部参加したら、すごいカラダになってしまう・・・かも。

http://www.beach-hayama.com/blog/information/2008/04/post_2.html

ご確認ください！

「雨が降ることに抵抗できないから、雨は好きです」
「雨の次は晴れだから」

友人のとおるさんのブログより。

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今朝は台風のような朝です。大雨、強風。

こちらは、
今朝の弊社オフィス写真。（葉山町下山口）

こちらも古い民家を改装しました。遊び道具がいっぱい×××

アウトドアフィットネスのIDEAはここで生まれています。

３日前に思いついたIDEAがすでに一人歩きを始め、
面白いムーブメントを起こしそうです。

近代のコミュニケーションツールってすごいなあ。
３日間もあれば、世間への新しい提案が可能です。

２４時間、寝る時間もないけど。楽しい！

（迷惑コメントがすごいので、制限をかけております。ご了承ください）

最近は取材依頼をたくさんいただいております。
本当にありがとうございます。

おかげさまで、
［OUTDOOR FITNESS］は商標登録をすることができました。

以前、私は病院に勤務していました。
健康スポーツ部という部署で、
「なるべく病院に頼らない、薬に頼らない身体つくり」
を提案していました。
予防医学といわれる分野です。

正確な強度、種目で行う運動は、
体脂肪率、血圧、血清データー、姿勢、バランスなどの改善につながりました。

生活の中にトレーニングを取り入れ、薬に頼らないライフスタイルです。

「身体を動かすことの心地よさ」に気づいた人々の笑顔は、
当時の私のやりがいでした。

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そして、私は更なる心地よさを知っていました。

海から上がると必ずいい気分になること。
悩みなんて忘れてしまう程のオレンジ色の朝陽や夕陽。
山頂から見る広大な風景。

海や山はいともたやすく精神を癒してくれます。

美しい自然の中で心も身体も健康に。
これがOUTDOOR FITNESSのコンセプト。

「少し時間が出来たからBEACHへ」
「３０分だけでもいいから海に入ろう」
「出勤前にトレイルを走ろう」
「夕陽がきれいな時間は公園でワインを開けよう」

そんなナチュラルな気持ちです。

難しい半日がかりのセットアップはもう必要ありません。
すべてセルフパワーの、シンプルなスポーツばかり。

パドルをもって海に。
ボードを抱えて海に。
シューズに履き替えてトレイルへ。

休みの日だけの楽しみだったOUTDOOR activities
もっと生活の中に、もっと近くなれば、最高に笑顔の一日なのに。

身体や体力に不安がある人も、
医学的なサポートでいつかは一人で山や海へ。

そんな思いで、BEACHは葉山に存在します。

波のない穏やかな日はカヤックツーリング。
仲間が集まればアウトリガーカヌー。
南うねりや南風の日はサーフィン。
真冬の寒い朝は後ろのトレイルへ。
雨の日はスタジオでコンディショニングを。

私自身も、スタッフ達も皆、
夢のようなクラブ、プロジェクトなのです。

皆様と一緒に育んでいけたら、最高です。