贈り物

そもそもの発端は、makanaの坂本さんからアイディアというより贈り物だった。
ピースボードのカメラマンと内野加奈子さんの合同の写真展を、
pacificというテーマのもとにこの夏に開催した坂本さん。

その加奈子さんの写真をBEACHに展示し、10月の一時帰国の際に本人を迎えて
イベントをやろうと提案してくれたのだ。

そんな訳で実現した内野加奈子さんの写真展と先週末のイベントだった。

当日は、加奈子さんのかけ声とDukeさんの舵取りでダブルハルにしたカヌーは、
漁船や釣り船の浮かぶ白く輝く海を、のびやかに進んでいった。

身体を動かし行動することで、はじめて見えてくるものがあるのと同じように、
海に出る事ではじめて見えてくることがある。

忘れかけていたものや、おざなりにされていたものの大切さに、
ふと気づけるような瞬間。カヌーはそんなギフトをいつも与えてくれる存在だ。

海や土地とのつながり、他の人との和のコミュケニーション、自分の心に向き合い、
身体いっぱいにエネルギーを巡らせる。

すっかり早くなった日没の後は、スライドショー。
ホクレアとは何か、そして、なぜ日本を目指したのか。旅路の中のエピソードを時系列で
美しくしみるような写真とともに話しを聞きいった。

日本の各地にも、数百年、千年を越える、海とのかかわりや文化、建造物がある中、
ホクレアのクルーたちが数字に圧倒されることなく、そこに暮らし受けつぐ価値を
観てきたことに敬意を示してくれていた。

足元にある素晴らいものには、案外人間は気づかないものなのかもしれない。
ただ、美しい土地と海に礎にした文化がこの列島の各地に静かに存在している。

「世界各地で様々な問題はあるけれど、人類共通の問題にはじめて直面している今に、
どう楽しみを見いだしていくかが大切」
としめくくった。きっとその方法で、これが正しいという正解はないだろう。

この晩の来場者には様々に魅力的なヒトがいて、
楽しく、贈り物を交換するような関係性が現れていました。

皆さま、ありがとう。

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イベント中にご紹介のあった方のリンクです。

makana 坂本小夜さん http://hanalei.exblog.jp/
 ※今回の展示会、イベントの立案者で、Pacificプロジェクトの主催者。

伊勢華子さん http://isehanaco.exblog.jp/
 ※ただいま、青山で展示会を開催中。日本の島々6852のひとつひとつを想う
  「1/6852 − 世界でいちばん美しいもの」ぜひ見にいかなきゃ。

ピースボート 小野寺愛さん http://ameblo.jp/sunday0106/

ピープルツリー 小野倫子さん http://www.peopletree.co.jp/

hoena / OCEAN LEGEN Dukeさん http://hoena.net/

葉山サバニクラブ 内田正行さん