on the beach 季節が移り変わっても

清らかな冬晴れが気持ちのいい日々が続いています。
昨日は進水式を終えたあと、お昼からBEACHのクリスマスパーティーでした。

夏が過ぎて秋にオープンした、ここBEACH葉山。
会員の方からライフスタイルが変わった、
体調が良くなった等とのお話をききました。
しばらく運動らしい運動からは遠ざかっていたのに、
ここで海や山で様々なアクティビティーをやるようになって、
体調が良くなり薬いらずになった、云々。

そんなお話をうかがえた時ほど、この活動をしてきて良かったなと思えることはありません。
そして、もっといろんな形で海にかかわり、愉しむ人が増えてきたらな、とも。
サーフィンなど海の遊びは以前よりぐっと身近にはなっていますが、まだまだ
「海=夏」というイメージやかかわり方が大多数をしめていますよね。

海水浴場が始まる時に使われる「海開き」という言葉。
やっぱり適切でない気がします。

そんなことを思いながら昨夜、部屋で白杭の季節を眺めていました。

僕らはここを柵と呼んで、
そこから境川の河口までの間を何往復も全力疾走したり(させられたり)、
カレントで流される遊泳者を見つけたり、
いくつもの夏の日を朝から夕暮れまで過ごした忘れることのできない場所でした。
柵の江ノ島側は海水浴場。
反対の引地川側では皆、サーフィン。
柵の監視台の上から左側には海水浴エリアが区切られ、サーフボードはダメ。
あらかじめ事故がないようにと、様々な規制がありました。
一方、反対側のサーフィンできるエリアは自由。
杭で区切られたエリアによって同じ海が、まったく空気を異にする光景が、
とても不思議でもありました。

ある日のこと、紺色の競泳パンツをはいたサーファーと出会いました。
海水浴エリアでサーフィンをするのですが何度注意しても聞き入れてもらえず、
会う度にもめていました。
僕自身もずいぶんと血気盛んだったのですが、いろんな方のサポートもあり
大きな問題にならずには済ませていただきました。以降はその方は、
何の後腐れもなく、気さくに僕らの活動の応援してくれたのです。
すごくシンプルに、自分のしたいことを体現しようとするオヤジでしたから。
今、その人が伝えようとしたことが、わかるようになった気がしています。

そんなこともあった15年前に比べて、
今はぐんと、海ともかかわりやすくなりました。
秋も深まった頃から、それも、運動や海とのかかわりがなかった主婦の方が、
パドボーでスイスイと海の上を散歩しているのですから。

海への扉が広くなるならば、
今のようにこの季節になっても朝から晩までウエットスーツでいるのも最高です。

刻は流れ、
思い出は青春の軌跡
意識は進化しても、
波に打ち寄せる波は無限の可能性

今、ニュー・・ロマンティック・エイジ
(大野薫・著、『New Dayz』より)


comments

アウトリガーカヌーの進水式出られずとても残念でした。
命名され命を吹き込まれたカヌーが海をすべっていく雄大な姿を見てみたかったです!
これからも皆の夢を乗せていくのですね♪

葉山に引越してきて、BEACHに出会い価値観、ライフスタイルが180度変わったといっても過言ではありません。以前の私を知る友は驚くでしょう!
海の散歩を楽しむ私の姿を。
そしていつかちびすけと海に出たいです。
海のすばらしさを伝えたい。
その日を夢見て。。
アウトリガーカヌー経験していない会員の方いいですよ?。一度乗ってみてください!

  • m.miho
  • 2007年12月10日 22:25

m.mihoさま>
ありがとうございます。皆にそう感じていただけるようにカヌーを動かしていきますね。けんちゃんと海に出るのもきっと遠くのことではないはずです!

  • nagai
  • 2007年12月11日 10:12

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