水の惑星というけれど

実際に私たちが利用できる水はおもいの他、少ないのですね。

南太平洋の珊瑚の環礁島で天水をためたシャワーのことを。
雨の降らない日がつづくと、毎日チョロチョロとしか浴びることのできませんでした。
それから、ソマリアでの難民キャンプでのことを。
そこには、飲むだけでもギリギリの水しかありませんでした。
身体を洗ったり、モノを洗ったりする衛生のために利用できる水の量はなかったのです。

海から緑に覆われた山をながめると、コンクリートで灰色の地よりも、
ずっとずっと救われた気持ちのようになります。
緑あるところには、飲むことのできる水があることを、
きっと本能的に知っているのでしょう。

緑の森を大切にするのと同様に、
身の回りにある水の使い方を見直してみると、できることはありそうですね。
天水の利用、ちょっと始めてみます。