葉山新港にて、風をみる

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朝から北東風が吹き、夕方にかけて次第に強まった今日だった。
陸地近くでは穏やかに見える海も、沖へいけばいくほどに風に育まれた波は成長する。
大島の北海岸には大いに波が打ちよてていることだろう。
それに、南東からは熱帯低気圧からのウネリがとどき、
西から東へと向かう黒潮の分流とせめぎあっているのだろうか。

そして、これから風や海の状況がどう変化していくのか・・・

今晩、大島へ向けて葉山新港を発つ準備を、ひとつひとつ丁寧に進めるデュークさんは、
気持ちが揺るがずに落ち着いている様子だった。世界屈指のセイラーである西村一広も
準備には余念がない。ただただ、心強い存在である。

http://duke.oceanlegend.net/

さて、今晩葉山をヨットで発ち、明朝に大島→葉山を目指すのか。
または、明朝に葉山を発ち、大島を目指すのか。

しばしその時が訪れるのを待つのみの今、
ともに海を渡るセイリングヨットの名前"MAHANA"の意味である
「あたたかな海」につつまれて、到達点に至ることをイメージ。