2008年10月 ARCHIVES

いよいよ写真展、準備中

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波も風もなく、静かに夕陽が沈み、

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準備が始まりました。

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屋久島の縄文杉の森。ビッグアイランド。

古船の船板からつくられた大きなフレーム。

海を知る、ウォーターマンたち。

葉山の古民家から時間と空間を越えて、

大いなるものとのつながり、そして、安らぎが広がる。

泰介さんのイメージとおりの展示をぜひ味わって下さい。

横山泰介 写真展 waterman

オバマ氏のボーディーサーフィン


新しく出るJack Johnson のクリスマスアルバムをチェックしようと、
サイトを開いたら、http://www.jackjohnsonmusic.com/
いい感じのボディーサーフィンの写真が!
なんとアメリカ大統領候補のバラク・オバマ氏!
そういえば、出身はハワイでしたね!
Aloha! Obama!

※週末のアウトリガー、お疲れ様でした!写真が準備できましたら、アップしますね!

豹変する海

しとしとと雨の落ちる、静かな朝でした。
予定通り、カヌーを出そうという方向ですすんでいました。

ゴッーと、風がうごめきだしたように騒ぎ、海をみにいくと、
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すでに南風にあおられたウサギがぴゅん、ぴゅん。
海の様子は一転していました。
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湾の奥まった内海でも、瞬く間に様は変わるものです。
低気圧の通過で、風と波はさらに上がりそうです。

好天海山 葉山日々 

ここ1週間ほど、気持ちのいい秋晴れに恵まれた温かな日がつづいています。

休館日の月曜日は、クラブハウス館内の大掃除。

梁の上につもった埃を落とし、壁や柱を磨きました。

築90年を越える民家の梁は、直線でなくどれもがほとほどに反ったものを上に向ける、

「この状態の方が強度がでる」と中西さん。

そういえば、アウトリガーカヌーのiakoはどれも上を向いて反らせたもの利用する。

昨日は、朝からノルディックウォーキング。

スキーのストックをヒントにしたポールを利用することで上半身を使い、まさに全身運動だ。

杖をつくことは見方によっては弱々しい印象をもつ人もいるかもしれないが、

四足で歩行しているような動物感覚でやれるもの。

ポイントは背中の使い方、そして上半身、下半身のコンビネーションだろうか。

パドリングで使う身体の部位を生かせるのも面白い。

身の回りにある様々なモノや動き。一見関連のなさそうなものの中にも、

人それぞれに経験してきたものや、関連する何かを見いだすことができる。

今、読んでいるジェリーさんの本を読みながら、

ジェリー・ロペスという人は、まさにそうやって生きてきた人なんだな、と思う。

「サーフィンから得た教訓を、サーフィンに生かすだけでなく、

 それからの自分の人生のどう生かすかが大切」

My Space サーフィンコミュニティー

サーフィン雑誌編集者で敏腕ライターで、幼なじみのOくんより連絡をもらいました。

世界中に2億人以上のメンバーを持つSNSのMy Spaceの日本版にサーフィンコミュニティーを立ち上げたそうです。アメリカ発信であるため、ミュージシャン、フォトグラファー、メディアなど、その大半はまだアメリカのものだそうですが、日本発信の情報も少しでも多くの方に参加してもらうことで盛り上げていきたい、とのこと。

ぜひ、一度チェックしてみて下さいね!

http://jp.myspace.com/thesurfingjp

ちなみに、一番気になったのがChris Malloyの新作!

贈り物

そもそもの発端は、makanaの坂本さんからアイディアというより贈り物だった。
ピースボードのカメラマンと内野加奈子さんの合同の写真展を、
pacificというテーマのもとにこの夏に開催した坂本さん。

その加奈子さんの写真をBEACHに展示し、10月の一時帰国の際に本人を迎えて
イベントをやろうと提案してくれたのだ。

そんな訳で実現した内野加奈子さんの写真展と先週末のイベントだった。

当日は、加奈子さんのかけ声とDukeさんの舵取りでダブルハルにしたカヌーは、
漁船や釣り船の浮かぶ白く輝く海を、のびやかに進んでいった。

身体を動かし行動することで、はじめて見えてくるものがあるのと同じように、
海に出る事ではじめて見えてくることがある。

忘れかけていたものや、おざなりにされていたものの大切さに、
ふと気づけるような瞬間。カヌーはそんなギフトをいつも与えてくれる存在だ。

海や土地とのつながり、他の人との和のコミュケニーション、自分の心に向き合い、
身体いっぱいにエネルギーを巡らせる。

すっかり早くなった日没の後は、スライドショー。
ホクレアとは何か、そして、なぜ日本を目指したのか。旅路の中のエピソードを時系列で
美しくしみるような写真とともに話しを聞きいった。

日本の各地にも、数百年、千年を越える、海とのかかわりや文化、建造物がある中、
ホクレアのクルーたちが数字に圧倒されることなく、そこに暮らし受けつぐ価値を
観てきたことに敬意を示してくれていた。

足元にある素晴らいものには、案外人間は気づかないものなのかもしれない。
ただ、美しい土地と海に礎にした文化がこの列島の各地に静かに存在している。

「世界各地で様々な問題はあるけれど、人類共通の問題にはじめて直面している今に、
どう楽しみを見いだしていくかが大切」
としめくくった。きっとその方法で、これが正しいという正解はないだろう。

この晩の来場者には様々に魅力的なヒトがいて、
楽しく、贈り物を交換するような関係性が現れていました。

皆さま、ありがとう。

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イベント中にご紹介のあった方のリンクです。

makana 坂本小夜さん http://hanalei.exblog.jp/
 ※今回の展示会、イベントの立案者で、Pacificプロジェクトの主催者。

伊勢華子さん http://isehanaco.exblog.jp/
 ※ただいま、青山で展示会を開催中。日本の島々6852のひとつひとつを想う
  「1/6852 − 世界でいちばん美しいもの」ぜひ見にいかなきゃ。

ピースボート 小野寺愛さん http://ameblo.jp/sunday0106/

ピープルツリー 小野倫子さん http://www.peopletree.co.jp/

hoena / OCEAN LEGEN Dukeさん http://hoena.net/

葉山サバニクラブ 内田正行さん 

なぶら

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平らで、キラキラと輝く鏡のような海面には、
あちらこちらで小魚の群れがざわざわと跳ねていました。
それを追う、かもめが海を、空を舞う光景が、
昨日、今日とのぞむことができました。

葉山の小磯の手前にある打鯖(うっさば)と呼ばれる浜は、
昔は鯖のなぶらがそのまま浜へと打ち上がることから名付けられたようです。
ちょうど去年の今頃は、いわしのなぶらが打ち上がる光景を観たものでした。

かなり漁獲高は落ち込んでいるといわれる相模湾ですが、
今も、味に、目にと僕らの身体を喜ばせてくれる豊かな海なのです。