2007.10.24
「やまねこ」の小さなこだわり・その1
台風のうねりに乗れるかな、と思っていた週末。
待ち遠しかった土曜日に、葉山に来てはみたけれど、湘南方面の海は小さな波。
でも、あきらめないのが、私のしぶとさなのですが・・・
夕方、満潮から潮が引き始めるころに、由比ガ浜で波と戯れました。
携帯の情報サイトでは、「スネからヒザ」とあったのですが、
もう少し、上がるんじゃないかな、という期待を胸に、
由比ガ浜のビーチの目の前、フリースペース、BORN FREE WORKS
の友人を訪れ波が上がってくるのをしばらく待って。
*サーフィンをしない方には、わかりにくいかも知れませんが。
波の大きさを体の部位を使って(そこまである、という意味)表現します。
スネ?ヒザというと、かなり小さな波のことです。
地元の人だったら入らないような波のない日にも、
週末しか来ない私は、必ずといっていいくらい海に浸ります。
嬉しい予感的中!!
ヒザくらいの波は、たまにモモくらいの波に変わり、
気持ちよくサーフボートを運んでくれます。
何本か波に乗るうちに、太陽が西に傾き、雲を美しく照らし始めました。
波を待つことより、空の美しさから目を離せない。
刻々と景色が変わり、
アンバーがかった光がいつしか、オレンジを濃くして、
やがて茜色の夕焼けを生み出しました。
空を映し、魔法がかけられたように変化する水面、
自然の優しさに包まれた嬉しさで思わず大きな笑顔に。
とろみのある白ワインのような水面に、ゴールドの輝きがまぶされて・・・・
幻想的なほどに、美しい時間。
ぜひ、いちど、海の上で、この景色を味わってみてください。
パドルボードで、夕焼けの中というのも、きっと素敵でしょう。
結局、すっかり日が落ちるまで、海に浸っていました。
この夕焼け、葉山からも見た方多いのではないでしょうか。
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次の日、日曜日の朝は私の友人であり、パーソナルトレーナーでもある、
内田あやちゃんが、BEACHのプログラム「ビーチキネシス」の
クラスを教えるために、葉山に来ていました。
http://www.ayauchida.com/beach.htm
秋の香りを濃くした朝の大浜は、澄んだ空気で満たされています。
こんな中で、ジャイロキネシス、気持ちよさそう!!
残念ながら、8時過ぎには逗子から東京に戻らねばならず、
早朝、海辺まで、ヨガマットをもち、ひとりでストレッチだけ。
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「やまねこ」の小さなこだわり・その1
東京に戻らねばならなかった理由は、あるMISSIONのため。
なんて、大げさですが。
美味しい生ビールの入れ方を習得すべく、
サントリーの利根川ビール工場へ見学に行ってきました。
O型で、おうし座という、詰めがあまくて、おおざっぱな性格なので、
何かにこだわる、というのが実はとても苦手。
でも、美味しいことには、ちょっとだけ力が入ります。
他の人が「ふーん」ということに、なぜか小さくこだわることが。
「やまねこ食堂」は、まさにそんな小さなこだわりが、
忘れた頃に見つかるかも。という空間のような気がします。
今、私が夢中なのは、生ビールの泡。
生ビールって、こんなに美味しかった??
と思わせてくれたのが、「サントリー・プレミアム・モルツ」。
味もさることながら、その泡が一味違った・・・ような気がします。
もちろん、うちの店の生ビールはこれです。
午前10時に西麻布の長野屋酒店を出発し、約1時間30分で、工場に到着。
「どうしてこんなに美味しいか」「原料へのこだわり」「製造過程の工夫」、そして
「いかに素晴らしい賞をとったビールなのか」など、詳しく書きたいところですが、
それは、またの機会に。。。。
「サントリー・プレミアム・モルツ」の秘密をじっくりとお勉強した後に、実際に工場見学。
さらに、「美味しいビールの入れ方」の講習会を経て、
いよいよ、できたての生ビールをゴクリ!!
お、美味しいっ。
この泡が違う! ホイップクリームみたいにしっかりとしていて、軽い舌触り。
仕事の後の一口目は、「おつかれさま!」と言ってくれているみたいに、優しい苦味。
味は軽快ながら、軽すぎず、深い香りと存在感があるのが特徴。
チェコやドイツから届く上質のホップは、通常の2倍も使用。香りや深みが違ってくる。
使用する天然水も美味しさの重要なポイント。赤城山のふもとにあるこの工場では、美味しい水を地下からくみ上げて使っている。この中で麦汁が発酵して、若ビールが作られる。
美味しい泡で入れられるよう、日々励んでいこうかと思っています。
ぜひ、お試しくださいませ。
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