maui 絵日記<その2>

maui 絵日記を書き出したら、どんどん長くなってしまって、
ふたつに分けます。

さてさて、日暮れまで波乗りを楽しんだら・・・・・

夜は、夜で、もうひとつの楽しみが。
私の強ーい要望により、
K氏が、ステーキ焼き、自慢の腕を振るってくれました。
あとで気づいたのですが、リブアイをトータルで1500gも買い込んでいたことが判明。
3枚のお肉をほんとうに絶妙な焼き加減で焼いていただきました。
↓海からの帰りの車中で、K氏より「まずは肉を常温にもどさなくちゃ」の一言に、一同「うーむ」と感心。
 肉に向かった瞬間に、波に向かうときのあの目が蘇り、無駄のないしなやかな動きで調理が進む。
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↑写真をみながらも、ヨダレが出そう。脂身はカリッと火が通り、肉のやわらかさはそのまま、
ジューシーで、見事なミディアムレアが完成。仕上げに少し醤油をかけて。
このたれが、また白いご飯に合うのです。肉LOVERには、たまりませんでした。

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キャンドルをともして、がつがつ食べて。二日でビール30本、ワイン6本。
デザートには、もちろんアイスクリームを。パドルした分、しっかり食べました。

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maui で、いちばん好きな波は? と聞かれたら、
この場所以外ない。
HONOLUA BAY
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↑神聖なマナが宿る森を抜けて、静かな湾からエントリー、
鳥の声、風のささやきに見送られながら、ゆっくりとパドルをしてポイントまで行きます。

通常は、ポイントの上の崖を下ってのエントリーが主流ですが、
パドルの距離はあるけれど、このプロセスが平和で緊張感もあって好きです。

波の大きいときは、エキスパートしか入れないポイントですが、
少しずつ小さくなって、まだ波乗りができるかなくらい・・・の日が狙い目。
誰もが心惹かれるポイントだけに、人が少なくなっていることも祈ります。

HONOLUAの波は、美しい。
大きくなったときの猛々しさを味わうことのない私にとっては、
身の丈に合った波に出合う日の波は、限りなくしなやかで邪気がなく、
リスペクトをもって向かうことで、優しく、正しく、波に乗せてくれる。
調和するだけで、心地よいリズムで長く長く運んでくれる波。

mauiで、このポイントに入ることは、どこか儀式のような感じもあります。
ご挨拶とお礼と、浄化。今回も、気持ちいい波に、何本も何本も、乗せてもらいました。

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何時間でも、この店で過ごせます。というのが、
「DOWN TO EARTH」。オーガニック専門のマーケットです。
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↑EAT INスペースもあります。         ↑左は豆腐の入ったラップサンド。右はベジバーガー。

食べ応えがあって、美味しいので、ランチは通ってしまいました。
ちなみに、ラップサンドは、一皿でこの4倍の量。かなりのボリュームです。
コスメや自然療法のレメディも充実。フラワーエッセンスも扱っています。
食料品は原材料に何を使っているのか、
コスメやレメディは、どんなことに効くのか、など、
商品を手にとって、裏の説明書きをじっくり読んだり、あっという間に時間が経ちます。

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2週間は、夢のように過ぎていき、
というか、日本での暮らしが「夢」のように感じるほど、
HAWAIIになじんでしまって、思う存分、波にも乗れて、
おまけに、疲れ果てて風邪までひいて。
思い残しのない旅になりました。

これで、すっかりリフレッシュ。
ブラン’ニューな気分で、新たな一歩を踏み出せそうです。

今回の旅は、波に乗ることをテーマにしていたけれど、
波乗りを通して出会った人々、そのライフスタイルに感じることあり。
また、ハワイの自然療法をはじめ、ロミロミを教えていただいている先生、
ハワイアンのカフナ、カイポさんとお会いする時間もあり、その話の中で感じたことも。
ちょうど、読んでいた本『一人で生きる勇気』(ドロシー・ギルマン著)も偶然テーマが重なって・・・・・

「シンプルに生きること」「正直であること」「悩んだり、心配したりしないこと」。
(この話、今度、BEACH HAYAMAのカフェで、お茶でもしながらお話できたら・・・・。
もちろん、ビールを飲みながらでも。気軽に声をかけてください。)

LAUNIAUPOKO で、夕日を見ながら、ギフトのような波にまたしても乗せてもらいました。
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長いブログをここまで読んでくださって、ありがとうございます。


comments

arinkoさん
そう、おばちゃまシリーズの著者です。
彼女の自伝エッセイなので、ほかの作品を読んだ方なら、さらに興味深いかもしれません。実は私は読んでいないのですが・・・。70年代後半に書かれたものですが、今まさにタイムリーに感じられる「生きる」ことに対する視点が書かれています。葉山での暮らしにリンクするところもあるような気がします。

  • sae [TypeKey Profile Page]
  • 2008年10月23日 04:39

楽しく読ませて頂きました。またお話も聞かせてくださいネ!
ところでドロシー・ギルマンっておばちゃまシリーズのドロシー・ギルマン?以前にたくさん読んでたんですよ。
この本は読んでませんが。

  • arinko [TypeKey Profile Page]
  • 2008年10月22日 12:42

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