2007年11月 ARCHIVES

三崎まで、待望のまぐろツアー。

三連休の真ん中、土曜の夜は三崎港にまぐろを食べに行きました。
お酒を飲まない友人が車を出して、行き着けの美味しい店に
連れて行ってくれるという嬉しいお誘いに、1週間前から心躍らせていたのです。

葉山を出発して約40分、
三崎港の入り口にある「くろば亭」のエントランスを入ると、
活気のある厨房と所狭しとメニューの書かれた紙が張られた店内に、
ちょっと圧倒。でも、「美味しいもの食べるぞ」という意気込みも上がってくる。
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カウンターの上のから揚げが美味しそうー。
空腹の仲間たち8名は、すでに頭のなかグルグル。
あれも食べたい、これも食べたい状態。
とりあえず、生ビールで乾杯しつつも、
オーダーは、すべて常連の友人におまかせしました。

おまかせして、よかった。
セレクトはばっちり。
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まぐろのさまざまな部位のお刺身。
オオトロ好きの私としては、まずは、これ。

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マグロのカルビです。血合いをうまく料理しているようですが、
プリプリで美味。創作料理も充実です。

すじのから揚げや、鉄火丼、煮てあったり、鉄板焼きだったり、
まぐろはもちろん、さまざまなお魚を満喫しました。
ワイワイと食事は進み。
のんべい6名は、ビールをジョッキで3杯ずつ。
うち、ひとりNさんは、それでも足りなかった様子(笑)

帰り道のお約束は、コンビニでアイスを買って車中で食べること、だとか。
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「好きなもの入れて」といわれ、ふたつ入れた人もいました。
帰りの車の中では、小学生のスクールバスよりも賑やかな騒ぎ。
すっかりいい気分で、葉山に戻ってきました。

連れていってくれた、Mさんおふたり、感謝です。

心を引き締めて、風邪対策。

巷では、風邪が流行っているようですが・・・、
みなさん、いかがお過ごしですか?
私も先週からなんだか調子が優れず、
ここで休まなかったら、ほんとうにひどい目にあう!!
という恐怖感から、土曜日はいちにち眠り続けました。

気力で風邪を吹き飛ばそう!!をモットーに日々過ごしているのですが、
実は、気持ちは人一倍タフですが、体が意外に繊細なのです。
季節の変わり目は、気候の変化についていくのがタイヘン。
気温が下がって、空気が乾燥すると、一番の弱点、「ノド」をやられてしまいます。

その上、風邪をひいても、できるだけ薬を飲まないことにしているので、
ひいてしまうと、ほんとうに厄介。
風邪は体の浄化という意味で、とても大切なことだとも思っているので、
とうとうひいてしまったら、覚悟を決めて、風邪を満喫します。(かなり辛いですが)
ノドの痛みが熱に変わり、鼻水が枯れるまで。

しかし、そんな状態を味わうのは、多くて年に一回にしたいので、
とにかく「予防」と「早期発見&対策」に力を入れています。

私のおすすめの風邪対策はコレ!
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1、風邪かな?と思ったときに、一番役に立つのが、「貼るホカロン」(写真下)。
背中の真ん中、首の少し下のところに、風邪の入り口のようなツボがあるそうなのですが、
そこにペタンと貼ります。
そして、私の場合は、胃も弱点のひとつなので、その後ろあたりに、もうひとつ。
同時に、首にはやわらかくて肌触りのいいタオルか手ぬぐいを巻いて過ごします。
初期発見の風邪なら、この対策で、大抵追い払うことができます。

2、予防に活躍するのが、免疫力を高める効果のある、
エキナセアのエキス(写真上左)。
疲れがたまって、体が弱ってきたなと思ったら、
ビタミンCたっぷりのジュースに入れて飲みます。

3、殺菌、浄化効果の高い、マヌーカ ハニー(写真上中)は、
ニュージーランド産。浄化効果があるといわれるティーツリーの花からとれる蜂蜜。
濃厚でちょっと癖があるのですが、胃にもよく、お湯で薄めて飲みます。

4、冷え性の方には、とくにおすすめ。高麗人参のエキス(写真上右)。
体の中のエネルギーが枯渇してくると、体温が上がりにくくなります。
飲み続けることで、手足の先にぽっとあたたかさが灯るような気がします。
こちらも癖のある味と匂いですが、耳かきをちょっと大きくしたスプーン1杯を
お湯に溶いて飲みます。慣れると、紅茶のような感じ。
エネルギー切れの体でも、底力がぐっと上がります。

風邪は引き始めが肝心。
とにかく、これでもか、これでもか、と自然療法を試してみて、
だめだったら、「今は寝ていなさい」というメッセージなんだな、と
腹をくくって眠ること。
仕事も、遊びも、休めない、と思っても、
いちにちも早い回復のために、長引かせないために、
休養が必要なのかもしれません。

私も、土曜日を休養にあてたら、おかげさまで、日曜日はかなり元気に。
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風が強くて、かなりハードコンディションでしたが、
「塩水に浸かって、浄化しなくっちゃ」と
少しだけ、波乗りしました。しかし、病み上がりには、ちょっとしんどかった。
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海から戻り、BEACHのクラブハウスで、温かいシャワーを浴びて、
ゆっくりしていたら、日はすっかり西に傾いて、クラブハウスのテラスからは、こんな夕日が。
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下山口の家からは、夕焼けと富士山のシルエットがとってもきれいに見えました。
ひんやりとした空気が、冬の訪れを教えてくれます。

****************
こぼれ話。月曜日の今日、久々に、東京のニュースポットに行ったので、
なんだか嬉しくて・・・・
シカゴに住み、可愛らしい男の子二人のママでもある大学時代の友人が、
久々に帰国しているというので、お昼を食べることに。

9月1日に日比谷にオープンした、
「ザ・ペニンシュラ東京」の「ヘイフンテラス」でランチを。
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これは、ホテルのエントランス。

なかなか予約がとれないという話題の店なのですが、
中国の庭園を思わせる心地よく、洗練された空間で飲茶を楽しみました。
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美味しくって、写真を撮るのを忘れていました。
フカひれ入りのシュウマイやチャーシュー入りのパイなどなど、
ひと工夫ある点心のラストに、
カスタード入り揚げ饅頭とゴマ餡のおもちをデザートに。

自然とはかけ離れているけれど、たまには、こういう場所もいいですねぇ。


午前11時過ぎの干潮に狙いを定めて。

夜明け前に起きるのが、厳しい季節になりました。
すきま風の我が家では、布団から出るのがすでに辛い。

なので、先週末の潮周りは、ちょっと嬉しい。
11時過ぎが干潮なので、波が上がるのはその少し前。
・・・と、データ分析下手の私は、そんな「ひとつ覚え的な」方程式と
直感とで、いつも動いているのですが。

何が言いたいかといいますと、つまり、
そんな週末は、寝坊OKということ。です。

しかし、すっかり油断していて、
アウトドアフィットネスクラブBEACHの、8時からの太極拳のクラス、
見事に寝過ごしました。
とっても素敵なクラスで、とっても出席したいのに!!
荒井先生、ごめんなさーい。

反省しつつも、気持ちは波へ。
由比ガ浜から、七里ガ浜へ、車を走らせ、
友人が気持ちよさそうに波に乗っているビーチに
入ることを決定。調子に乗って3時間近く、波と戯れました。

波乗りのあとは、いつも立ち寄る由比ガ浜の「SEEDLESS BAR」で、ランチ。
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海を見て、滑川より右手、海浜公園のグランドの隣、サーフショップ「RAVE」の2階です。

海を見渡せるロケーションで、ウッディなアメリカンスタイルのインテリア。
とにかく居心地がよくって、波のある日もない日も、ここで過ごすことが多いです。
オーダーするものも、ほとんど決まっていて、
フライドポテト、トマトとクレソンのサラダ、ポテトマヨネーズピザをよく焼いて・・・
まさにアメリカンなお料理だけれど、週に一度は食べたくなる美味しさ。

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この日、初めてここでランチを食べたという友人も、
ロケーションのよさに、感激。波乗りをする人でなくっても、
海を遠くまで見渡せる、こんな場所、きっと気に入るはずです。

すでに前出の、BORN FREE WORKS
http://bornfreeworks.com
は、細い道を挟んでこの店のお隣。

今週末は、器のエキジビションを開催していました。
「yen ware exhibition 07」

ほっこりと手に馴染む形と、見てるだけで心が安らぐ優しい色に、
心を奪われる。ぜひぜひ「やまねこ食堂」で使いたい!!!
可愛らしさのある実用美。どれにしようか、決められない。
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来週、17日(土)、18日(日)もやっています。
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http://www.yendesign.com

いざ、千葉を目指して。

11月とは思えないくらい、暖かな週末。
思い切って、千葉に波乗りをしに行くことにしました。
夜が明ける前に、友人宅集合。
板とウエットスーツと水の入ったタンクを積み込み、
出発しました。
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神奈川と千葉を結ぶフェリーで、目指すは南房総
久里浜からの始発船に乗り、朝日を拝みながら出航。

湘南の海はフラット。きっと、カヤック日和なんだろうなぁと思いつつ、
千葉の波に期待は高まる。
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「どこで入ろうか?」
いい波が立っていて、人が少ないビーチはなかなかありません。
波をとるか、人がいないところをとるか。
きっと、その選択でサーフィンのスタイルはかなり変わってくるのかもしれません。

一緒に行った仲間は、後者。
穏やかな気分で波乗りできるビーチに落ち着くことに決定。
きれいに割れるオフショア(岸から海に向けて吹く風)の波を選びました。
平砂浦の美しい波は、サイズはそんなになかったけれど、
透明度が高く、風をかわしているおかげで、水面もきれいで、
なにより雲ひとつない空のもと、幸せに楽しく波に乗りました。

葉山に帰る途中、BEACHスタッフの実さんが必ず行くという店で、
千葉名物のピーナッツソフトクリーム 食べました。
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ソフトクリームを食べるとき、みんな子供の顔に戻りますよね。

ピーナッツ色がかったソフトクリームは、
ピーナッツバターよりはぜんぜんあっさりしていて、
でも香ばしいコクのある甘みが特徴。
海上がりに、とっても美味しかった。

実は、ソフトクリームが大好きなんです。
あの、ひんやりとした食感、なんとも繊細な甘み、
食べている間、我を忘れてしまうほど、うっとり幸せに浸ってしまいます。

葉山近辺にも美味しいソフトクリームたくさんあるみたい。
久里浜から戻る途中の牧場のソフトクリーム、今度絶対食べにいきたいなぁ。
私のおすすめは、逗葉新道の入り口のサービスエリアのソフトクリーム。
濃厚ながらも洗練された甘さと、軽い舌触りがお気に入りです。

鎌倉から京都まで、古都を巡る??

すっかり、秋ですね。
下山口の丘の中腹にある築40年の小さな日本家屋は、
隙間風が気になる季節になりました。
すでに、先週末から、コタツ導入です。(早い?)

先週末も、台風の影響で波が上がるという情報があり、
土曜日は、早朝から海に向かったものの、
大きな波はどこ?

でも、やっぱりしぶとく、七里ガ浜で、波乗りしました。
行灯くらげ、ウヨウヨで、夏はあんまり刺されなかったのに、
ウェットスーツから出ている、手のところにがっちり刺されました。
雨も降っていて・・・・、かなり寒くって、
大学時代、実は体育会の水上スキー部だったのですが、
その頃の合宿を、なんとなーく思い出さずにはいられない感じでした。
こんな大人になって・・・・、なんでこんな雨の日に・・・・と、思いつつ。

でも、沖から列をなしてやってくるきれいな波のうねりを見ていると、
海に入らずにはいられない。
こんな雨の日は、冬が近づいてきているのを実感します。

日曜日の朝、まだ暗いうちに、ガリガリ、ガリガリ、という音で、
目が覚めたのですが。なんと、近所の猫が、曇り硝子越しに、なにやら
うちの網戸を揺らしているのです。
時間は、5時20分。夜明けは6時ちょっと前で、
家を揺らすような昨夜の風と雨はすっかりやみ、
空は明るみ、澄んだブルーに変わり始めていました。
ふと、見上げると満月からほんの少し欠けた月がぽっかり。
「これは、何かのおぼしめし。海に行けというサインだ」と、
勝手に思い込み。布団から抜け出して由比ガ浜に向かいました。
「今日は、これから京都に行かねばなのに・・・」と思い、
海に入っていたのは、ほんの30分程度。
夜と朝の出合う海、お月さまを西に、昇ってくる太陽を東に・・・・波にたくさん乗れなくったって、
海の上に浮かびながら、こんな景色を見たら、ほんと、やめられないなぁ。

さて、早朝の鎌倉から、京都へ。
今週のMISSIONは、「ウイスキーを深く知る」。

サントリーの「山崎」というウイスキーをご存知ですか?
私の中では、ものすごい偏見ですが、ウイスキーはお父さんのもの、
って、決めていたところもあり、また、食事というより、食後に語りながら飲むもの・・・
と、思い込んでいました。
けれど、その考えがすっかり変わるような、素敵な「山崎」の工場見学でした。
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サントリー山崎蒸留所 http://suntory.jp/FACTORY/


京都駅から南西へ、車で約30分。天王山のふもとの緑豊かな土地に、「山崎」の工場はありました。
この土地は、昔から水が美味しい地域で有名で、千利休もその水を使ってお茶を点てたとのこと。

お酒に限らず、「美味しい」と舌が感じるものには、水がとても重要な素材になります。

偶然にも、先週末にビール工場見学をしてきたばっかりなので、
お酒ができるプロセスに、ちょっとだけ詳しくなりました。

<モルトウイスキーができるまで>=モルトウイスキーってなに??

●まずは、原料の二条大麦を発芽、乾燥させて、麦芽を作ります。
ちなみに、モルトとは、麦芽という意味。
シングルモルトウイスキーとは、同一蒸留所で作られた、麦芽を使ったウイスキー。

大麦のでんぷん質そのままでは、アルコールにはならず、
麦芽に変わる段階で糖分となって初めて、酵素による変化が起こり、
アルコールになるそう。
麦芽を温水とともに仕込み槽に入れ、麦汁を作ります。
この状態では、ビールになるのか、焼酎になるのか、蒸留酒になるのか・・・
工程はほとんど同じかもしれません。

●麦汁に酵母を加え、発酵させたものを、
蒸留釜で2度蒸留することで「ニューポット」というウイスキーのもとが出来上がります。
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ウイスキーの工程で、重要なポイントとなるのは「香り」。
発酵をはじめ、蒸留、貯蔵のプロセスでの、
さまざまな香りが、ウイスキーの大きな魅力となる奥行きのある香りの、
エッセンスになるようです。
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昔、ヨーヨーマが、チェロを弾いていった「山崎」のコマーシャル、覚えていますか。
撮影はこの貯蔵庫でされたそうです。
薄暗くてひんやりとした貯蔵庫に何十年も寝かされているオーク樽の香り、
「天使の分け前」と呼ばれる、樽から少しずつ空気中に蒸発していくウイスキーの香り。
麦芽から生まれた無色透明のニューポットは、
この場所でじっくりと熟成されることで、琥珀色のモルト原酒に育っていくのです。
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●ていねいなプロセスで作られてきたモルト原酒を、上質なウイスキーに仕上げるのは、
なんといっても、熟練したブレンダーの経験と感覚=センス。

1日200種以上をテイスティングし、
「山崎」の特徴を変えないよう、また、よりよいものとなるよう「調合」しているのだそう。

見学を終えて
今回の見学で、先生として教えてくださったのは、
以前はブランデーのブレンダーとして活躍していた方。
セミナーの後に、少しお話する時間がありました。
「適度に空腹感のある午前10時がテイスティングの感度が高いんです。
または、だいたい、お昼をはさんで午後1時くらいにしてましたね。
舌の感覚が変わらないように、昼は毎日同じものを食べ続けるんですよ」

社員の中で、どんな方がブレンダーになられるのですか?
「今は、ブレンダーは7名います。
ウイスキー作りに最低でも10年携わった経験が条件です。
50歳過ぎていても、中堅といわれますから・・・・」

経験と感性を持ち合わせたブレンダーの方々が、
知恵を持寄って「山崎」の味を守り続ける。

今回のウイスキー工場見学、味はもちろん、ここに働く方々の熱意とプライドに感激しました。

香りを深く味わってみて、ウイスキーの魅力にはまりそう。
森を背負うようにして建てられた工場をゆっくりと巡りつつ、
麦芽の香りの変化を感じ、ウイスキーとはどんなものかを知っていくにつれて、
愛着というのか、ゆっくりと熟成された時間を含め、ウイスキーというものが
なんだか愛おしく感じてきました。

いよいよ、テイスティングでは、ウディな香りの強いモルト原酒、シェリーの香りのある原酒など、
「山崎」の原酒の香りを味わいつつ、「山崎12年」をテイスティング。
同じく、サントリーの「白州」との比較が、またわかりやすかった。スモーキーでドライな味と香りは、
まさに子供のころに味わった、いわゆるウイスキーの印象が蘇る。
一方、「山崎」は、不思議な感じ。
ウイスキーのようであって、私の中での新感覚。もっとまろやかで豊か。
まだ、未開発だったお酒に対する感覚の扉が、ふわっと開いた感じがします。
ウイスキー、もっと楽しんでみよう。
そう思える体験でした。

意外、お料理に合うんです。
セミナーでは、お料理に合わせたテイスティングもあり、
ウッディな中にほんのりバニラが香る、奥行きのある味わいのウイスキー「山崎」が、
意外にも、味噌や醤油、甘く辛く煮た野菜などにぴったりということを実感。
「やまねこ食堂」のお料理と一緒に、ぜひお試しいただければと思います。
お料理には、ソーダ割りが合いますね。

と、セミナーが終わるころには、すっかり、いい気分になっていました。
そうそう、ウイスキーは二日酔いになりにくい、とセミナーで聞いたのですが、
あんなにお昼から飲んだのに、次の朝、すっきりでした。

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夕方から、お店があるので、月曜の朝、ちょろっと祇園を歩いて、
すぐに、東京に戻ってきました。