夫婦ヤモリの大冒険
*今回のブログ、爬虫類苦手な方は、パスしてください。
ほんとうに、毎週、毎週、ブログネタに困らないくらい、
自然の植物や動物は、面白いアクシデントを運んできます。
最近では、葉山の家の玄関で友人とおしゃべりしていると、
その横を、警戒心のまったくない、猫の大きさの猫ではない生き物が
ふんふん♪ と鼻歌でも歌うかのように、油断しきって通り過ぎる。
追いかけていって「誰?」と確かめると、
薄暗い木陰でそろりと振り返ったのは、子供のたぬきだったような・・・・
(とうもろこし荒らしの犯人、ここにきて、たぬき説が浮上中)
外来種のリスが、我がもの顔で、うちの屋根を走り回り、雨どいをかじり続けたり。
自然との共存とは、映画「猿の惑星」の世界かも。
奔放に生きる動物たちを相手にすると、人間こそがよそ者的な感じです。
そんな日々の中で、またしても事件が。
先週、土曜の早朝、葉山に向かう途中、
第三京浜に入るちょっと前のガスステーションに寄ったとき。
ついでだから、洗車をするかどうか迷いつつ、
ふと、車の上のキャリアに目をやると・・・・・
こんなことってあるのかしら・・・
というくらい、絵になるポジションで、ヤモリを発見。
天井のキャリアにつけたクッションに、つがいの2匹が。
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「これじゃあ、洗車できないよねぇ」と車に乗り込んだものの。
この二匹、この先の100キロ以上飛ばす葉山までの道を
しがみついて来られるのだろうか。
二匹を天井に乗せ、緊張しつつも、約40分の高速を飛ばす。
飛ばされないように、吸盤のついた指先をしかと開いている姿が、
あまりにも可愛らしい。
無事、葉山到着で、スーパースズキヤに寄ると。
あまりの恐怖にフリーズしてしまった様子の二匹。
「葉山に着いたよ、降ろしてあげようか?」と語りかけても、
硬直状態でそれどころはなさそう。
買い物を終えて車に戻ると、やっと我に返ったのか、
二匹は顔を突き合わせて、相談中。
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「ねぇ、あなた、なんだか、なじみ深い空気の匂いがするけれど」
「そうだね、そろそろ、降りても大丈夫かも知れないね」
そんな安心もつかの間、下山口の家まで、再度ドライブ。
より、緑の匂い濃い場所に到着して、15分ほどして見に行くと、
一匹が車のルーフの上を偵察して、歩き始めている。
結局、そこからもう少し海に近い友人の家までドライブして、
近くのつたの葉に夫婦2匹を載せて、逃がしてやりました。
しかし、この夫婦(めおと)ヤモリ、どこで車に乗り込んだのだろう?
可能性としては、
その1、一週間前、葉山に訪れたときの駐車場で、
その2、その後、平日に停めている麻布の駐車場で
その3、東京のマンションの機械式駐車場で
東京では、めったにヤモリに出会うことはなく、
葉山の家では、私たちより、ヤモリの数が多い・・・・
となると、やっぱり葉山??
空想は広がって・・・
ヤモリ二匹の旅ストーリーはどんどん展開してしまう。
『緑に囲まれた家の天井で出会い、夫婦になった二匹のヤモリが、
新しい家に選んだのが、畑の隣に停めてあった青い車のルーフ。
キャリアについたクッションの間を居心地のいい住まいだと思っていたら・・・・』
『一晩眠って、目覚めると、景色は一転して、暗い機械式駐車場の中。
降りるに降りることもできず、そうこうしていると、車はまたしても発車して、
昼間は西麻布の青空駐車場に。でも、そこで降りるにも、なんだか匂いが違う』
『戸惑いつつも、1週間が過ぎ、キャリア暮らしにもそろそろ慣れたかな、
と思いきや、ものすごいスピードに飛ばされそうになりながら、
またしても、海と緑の香りの混ざるこの土地へ』
ふたりで助け合い、励ましあった日々。
「あなたが、あそこに住もうって言ったから」なんて、喧嘩もあったかもしれない。
二匹のヤモリの一週間の心の動き、自分自身に置き換えたら・・・・・
映画になりそうな、ファンタスティックでスリルたっぷりの冒険。
想像するだけで、おもしろい。
しかし、どうして、あんなところにいたの?
ヤモリの気持ち、誰か、教えてください。
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夏の海は、思い出の中へ
8月31日、海の家もこの週末でおしまい。
夏の暑さにバテて、今年はあまり海辺で過ごすこともなかったので、
最終日の夕方、名残を惜しんで一色海岸の仲間たちにお疲れ様を言いにいきました。
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日が西に傾き、雲のなかに隠れてしまったころ、
大浜と一色海岸をつなぐ、御用邸前の橋の近くで、
ブルームーンで働くスタッフの子供たちが、釣りをしていました。
一年前より、ずいぶん大きくなって、来年はもっと大きくなってるのかな。
海から吹いてくる風を感じながら、
優しくて有機的な力のあるギターの音を体に浴びると、
「しあわせ」が体の中心でうずきます。
なんて、素敵な音色なんだろう。
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空の色、光の加減、打ち寄せる波と、引いていく波。
静かに静かに、夏が去っていく。
一色海岸に夏の間だけ灯る明りが、
来週からなくなってしまうと思うと寂しいけれど。
いつもの海が戻ってくると思うと、ちょっと嬉しい。
海は、これからが楽しい季節です。
- 2008.09.03











comments
arinkoさん
作り話なのか・・・というくらい、不思議な出来事だったのですが、夫婦ヤモリが健気で、一生懸命生きているという感じがして、可愛かったです。ヤモリがフールの上にいると気づいて、葉山までの道のり、なんだか家族が増えたようで嬉しかったです。
ヤモリの大冒険!おもしろかったです!
(爬虫類、苦手なのですが。)
でもきっと、ヤモリにとってはハラハラドキドキ恐怖?の一週間だったでしょうね。
つたの葉に載せてもらった時にはホッとしたでしょうね。
お疲れ様!ヤモリさん。
やさしいさえさんの車でよかったね。