15,16日と、初の石川弘樹氏とのトレイルラン合宿が行われました。
参加人数7名、全員なんと女性!!
早朝山へ向かうBeach Carの中はとってもにぎやかでした♪
10:30分、西湖にある西の海キャンプ場に到着。そこにあるアットホームな民宿にお世話になった。
チェックインして、おちゃとみかんをいただき、着替えて早速山へ出発。
土曜日のコースはなんと富士の青木ヶ原樹海を走り抜けるという、サポートとして最後尾を走るわたしとしてはドキドキするようなコースだった。
スタート地点は精進湖の赤池。そこから東海自然歩道紅葉台まで行き、三湖台の尾根道をゆき、厳しい登り下りの尾根満ちを西湖のキャンプ場までいく片道4時間くらいの大満足なコース。
みんな走る前からわくわくとハイテンション!
走る前にストレッチしましょう。
いざ山へ、がその前に集合写真。
樹海の中は確かに雰囲気違いました。
気温は1度くらいしかなかったのでとっても寒かったけれど、時々木々の間から射す太陽の温もりと、走り出してから体温が上がり、寒さはすぐに感じなくなる。
最後尾でサポートランしていたわたしの後ろで足音が!
きゃー!
なんちゃって^^
森の中の美しさのおかげでしだいに樹海の「暗い」イメージが消え、走っているのが気持ちよくなる。
前方をスムーズに走るメンバーのみんなの姿を見ていると、うれしくなったり、楽しくなったり。
人が自然の中を走っている光景って、意外と美しいものだということに気づく。
時々ちょっと立ち止まり、樹海の「深さ」、ワイルドさを五感で感じ取る。
走っているみんなの足音がどんどん遠ざかり、あまりにもの静けさに微かな不安を覚える。
しかし、いつも走っている葉山のトレイルとは違う野生的な空気がそこにはあり、感動も感じる。そして自然に比べると自分がとても小さいのだということに気づく。
この日は観光も入れ、樹海にある氷穴へ入ってみることに。
低い岩穴の中をしゃがみながら進む。
どんな氷がその先にあるのかとわくわくしながら進む。
しかし、残念ながら氷は解けてなくなっていました。
温暖化の影響だという人もいます。
悲しかったです。
しかし、こんな穴があった。
ホントかな?。。。
ちょっとした観光を終え、樹海を抜けると今度は地面のやわらかいトレイルの山へと入っていった。
えっさえっさとハイキングするよりも少し早く歩いて登る。
足に乳酸がたまっていくのを感じる。
思わず一歩一歩に「よいしょ」と言ってしまうわたしなのです。
トレイルのところどころがこのような状態で凍っていた。
山梨の山々はすっかり冬景色。
しばらく登りがつづく。
トレイルの最大の魅力は、この登りの先にある感動だ。
今回も、わたしたちを感動が待っていてくれていた。
目の前にわたしたちが走りぬけてきた青樹が原樹海が広がる。
その広大さに感動。
本当にすばらしい景色でした!
前も後ろも右も左も、大自然。
感動のあまり、わたしはひっそりと涙しちゃいました^^;
目指すは遥か下に見える西湖の民宿。
素晴らしい眺めに後ろ髪を引かれながら、再び走り出す。
途中、けが人も出ました。
しかし石川トレーナーの素早い対応で無事山を下山することができ、
夕日を眺めながらのゴール!
やった?♪!15kを4時間(休憩や観光なども入れ)で完走!
みんなすごくいい顔!
大満足な一日目のトレイルランでした。
石川トレーナー、ナイスコースでした!ありがとう!
走った後は、しっかりストレッチをして、温泉♪温泉♪
民宿のすぐ近くにある「いずみの湯」へ直行。
そこで1時間のリラックスタイム。
身体を温めたら、明日の筋肉痛を避けるため、しっかりと水風呂へ浸かるのも大切。
宿へ帰ると最高なご馳走が待っていました。
しゃぶしゃぶ鍋に、ヒメマスのから揚げ、お刺身、とんかつ、煮物、そして生ビール!
9人で乾杯!宴は夜の10時過ぎまで続きました^^
夕食の後はマイナス温度の外で焚き火もして身体を温めながらマシュマロを焼き、ワインを飲む。
今日もがんばったご褒美♪ふわふわアツアツのマシュマロ。
石川氏がつけてくれたファイアーを囲み流れ星を見たり、語ったり。夜の山の音に耳をすませたり。
だれかが流れ星を見る度に「わー!」と甲高い声が闇の中で響き渡る。
ワインでまたまた「お疲れ様、素晴らしい一日に乾杯!」
お酒の飲めない石川氏もわれわれ女子に付き合ってくれ飲んでくれました^^
気持ちのいい夜。
「オヤジ化」する女たち。
宴を終え、みんなで雑魚寝。
布団へ入った瞬間、眠りにつきました。
一日目は文句なしの素晴らしい一日となった。
自然からもらうたくさんのエネルギー&パワーを身体いっぱいに溜め込んで、100%ストレスフリーになりました!
Ishikawa Hirokiトレイルキャンプ二日目
目を覚ますと、まず感じたのは喜びだった。
今日も、また素晴らしい山梨の山々を走れるんだ!という緊張感と喜び。
まだ太陽の昇る前、急いで着替え、外へ出てみる。
目の前の西湖が昨日とはちがう色をみせ静かに山間に佇んでいた。
朝日が昇ると共に、その色は鮮やかになり、
またしてもその美しさに感動の涙を流す、涙もろいわたしなのでした。
朝日とともに山々の天辺が真っ赤に染まる。
空が鮮やかなピンク色に染まり、また新たな一日が始まろうとしている。
湖面が鏡のように山々を映し出し、その瞬間にそこに居合わせたことを神に感謝する。
わくわくする。
あまりもの静けさ、美しさ、ゆっくりとした時間の流れに感動し、涙が溢れる。
わたしはやっぱり山がすき。海も好きだけれど、山にいると、とても暖かい、懐かしい気持ちになる。
今日も雲のない快晴になりそうだ。そう思い、またわくわくする。
早く朝ごはん食べて、早く山を走りたい!!
そう思わずにはいられない私なのでした。
一時間の散歩を終え、民宿へ戻ると美味しい朝ごはんが待っていた^^
焼き鮭に納豆にサラダとハムエッグに玉ねぎの味噌汁とおしんこう。昨日食べ切れなかったとんかつもある。
みんな何も残さずガツガツ食べました♪
食事の後は石川氏開発の新作Gregoryのハイドレーションバッグの試着会。
なかなか素晴らしいのができあがりそうです。ランナーのみなさん、楽しみにしていてくださいね!
おなかいっぱいになり、少しだけ食後に休憩して、いざ山へ。
今日もよろしく弘樹くん!
まかせんさい!by Hiroki
2日目は河口湖から入るトレイル。昨日よりも短い13.5kmを休憩を入れながら3時間でゆっくりと走った。
最初はひたすら登り。
前も言いましたが、登り続けると、その先には感動がある。
朝から感動しまくりです。
富士山に向かってダッシュ!しばらくなだらかな尾根道が続き、最高に気持ちいい!!
コースは絶景ポイントが多数ありの素晴らしいトレイルでした。
2日間で富士五湖を全て制覇しました!
長野県のアルプスまではっきりと見えました。
日本って、美しい。
まだ人間の手によって触れられていない、変えられていない自然がこんなに近くにたくさんありました。
みんな体力ありあり。走り続けて3時間たっても笑顔がいっぱい。こういう絶景に出会うと、疲れが一気に吹き飛びます。
トレイルを走る時は転倒や怪我は付き物。
今回も転倒者がでました。
メンバー&htrcランナーのsちゃん、頭からずるずると泥の斜面をすべり落ち、でんぐり返しまでするという見事な転倒してました。
心配するどころか、メンバーみんなで大笑い。ごめんよ、sちゃん。
ウエアもこのとおり。
16日のトレイルランは前日よりも1.5k短いコースだったけれど、内容はそれに勝る素晴らしい絶景コースでした。
走り終え、河口湖にある温泉へ入り、
ほうとう屋でアツアツのほうとうやすいとん鍋を食べ、
帰りにアイスクリームを買い、
大大大満足の旅のしめくくりに、帰りの道中、石川氏に幽霊話を聞かされ、
おなかも心も、魂までも満たされ、
今回の一泊二日のトレイルラン合宿は無事終わりました。
参加者の一人に、「夢のような二日間でした」といわれ、とてもとてもうれしかったです。
移動の運転をしてくれた石川くん、ハテさん、本当にお疲れ様でした!
そしてありがとう!
来年1月、石川氏がまた素晴らしいコースを案内してくれます。
参加ご希望のみなさま、スケジュール楽しみにしていてください!
マリアより
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